【資産・ポートフォリオ写メ公開!!】サラリーマンが個別株投資で一億円を達成する

平凡な40代サラリーマンが独学で長期投資始めて20年。資産1億円達成向けて着実に頑張る姿を綴ったブログです

ファンダメンタルズ投資家でも、株価チャートは役に立つのか??

私はファンダメンタルズ重視の投資家であるため、普段株価チャートはあまり見ていません。「ウォール街のランダムウォーカー」を読んで、テクニカル分析は意味が無いと頭に刷り込まれてしまったようです。

でも食わず嫌いはダメだと思い、「オニールの成長株発掘法」等のテクニカル分析系の書籍を読みましたが、しっくりこず。。

 

そこで今回持ち銘柄のうち最もドラマティックな動きをしたダブルスタンダードのチャートを分析することで、ファンダメンタルズ投資家でも役立つ情報を手に入れられないかトライしてみる事にしました。

 

 

去年から今年にかけてのチャートを基に、投資家達のどのような想いで株価が変化していったかを記載してみます。因みに「投資家達」と言いつつ、私が勝手に想像しただけです。。

 

チャートと投資家達の想い

  1. 先行投資による売上、利益の伸び鈍化が懸念されたばかりか、会社計画達成も危うい状態に。「ダブスタの急成長もここまででは?」との想いで株価が下落した。
  2. FY2021期末決算がほぼ会社計画で着地できたこと、及びFY2022の会社計画が非常に良かった事で「ダブスタの成長もまだ続くのか?」と思われ株価はストップ高(星1)その後も、一か月程株価上昇が続いた。
  3. 特に材料は無いが「よく考えたら、本当に会社計画を達成できるのか?」との不安が漂い始め、なだらかに株価が下落していった。
  4. 1Q決算で計画が上方修正されたため「会社計画達成どころか、上方修正までしちゃうのかよ」と想定外事象に驚き、ストップ高(星2)。その後、1:2の株式分割発表で「経営陣が更に株価が上がる事を想定し、株価を買いやすい価格に分割したな」と思われ、PER50倍台水準まで株価が高騰する。
  5. 「でも、やっぱPER50倍台は高いよな。。」と割高感を意識されて株価は停滞した。
  6. 2Q決算の結果が非常に良かったため「ダブスタのレベルが一段上がったんじゃないか」と思われ、またもストップ高(星4)。だが決算書に売上高が好調な理由がスポットの低粗利案件にあると記載されている事に気づいた投資家達が「あれ?ダブスタって好調だけど、絶好調では無いよね?」と思い株価は一気に下がった。ここで追い打ちをかけるように、創業者の大株主が利益確保のための分売を実施した。投資家は「1Q,2Qの決算内容を良くした上に株式分割で株価を上げたのは、創業者が高値で売り抜けようとしたからではないか。創業者は来年以降成長が止まると見込んで、今株を売っているのではないか」と疑心暗鬼になり、株価は急落。
  7. ナスダック下落や世界的インフレ、ウクライナ侵攻などの影響を受け株価は下がり続ける。3Q決算は会社計画を達成できる数値だったので本来は無難に通過するはずが、単体では悪い内容であったため投資家達に「3Qから急に業績が悪くなった。やっぱり創業者は、ダブスタの成長性を見限って株を売ったんだ」と思われ株価はストップ安。
  8. FY2022期末決算でFY2023の計画が良かったため、「あれ?ダブスタってまだまだ成長するんだ?」と思われストップ高(星7)その後「とは言え、あの会社計画は達成できないでしょ?」と思う投資家達により、株価は停滞する。
  9. 1Q決算では上方修正は無かったが、進捗率が良かった。(営業利益の進捗率29.6%)「ダブスタは、今期の会社計画を達成可能だ」と見込んだ投資家達が株を買い、ストップ高

 

 

チャート分析の結果、感じた事

以下は、あくまで私の仮説ですが。。

「株価はファンダメンタル+投資家心理で動いている」と考えました。ファンダだけ見ても最終的には利益が得られますが、投資家心理まで読んで行動した方がより利益は拡大するように思いました。投資家心理を見極める指標の一つとして、PERが良さそうです。

「市場は平均に回帰する。PERが一次的に高くなっても、結局は元に戻っていく」とある著名投資家が言っていましたが、その通りだと思います。企業毎に妥当なPERは異なりますが、PERの上限・下限を意識して極端な動きをし出したら売買を心掛けようと思いました。

因みに現状のダブスタの妥当なPER水準は20~30だと思っています。今は25倍程度で適温ですが、今後上方修正が無いのに株価が大きく上がったら売却も検討していこうと思います。

 

追記

バフェットコードにPERチャートがある事を教えてもらいました。

ダブルスタンダードの株価指標 - 3925 / プライム / 情報・通信業 | バフェット・コード (buffett-code.com)

 

ダブルスタンダードのPERチャートは、平均が40倍ですね。30倍切ったら買い、50倍切ったら売る。30~50倍の間は、保有し続ける作戦もありかもしれないです。