2021年12月の収益報告
2021年12月の収益報告をいたします。
世の中はオミクロン株やアメリカのテーパリングに翻弄されていたようですが、私の場合はそんな事よりダブルスタンダードの立会外分売の影響が凄まじかったです。。
全体推移
2021年12月31日時点の投資用資産(楽天証券+楽天銀行)は、66,124,365円でした。
12月の株価収益額(配当金確定利益含む)はー4,770,748円でした。
※楽天銀行と楽天証券は自動スイープ設定しており、余剰資金は日次で楽天銀行に移動します。
※生活費等資金は、別銀行に確保してあります。
かなりのマイナスでした。11月中旬の最高益から、1200万円程下落してしまいました。。原因はダブルスタンダードで、11月高値の4,950円が12月末は3,020円まで約1200万円下落しました。ここまで下落したのでかなり落ち込みましたが、ダブルスタンダードの株価下落は業績やビジネスの将来性悪化が原因では無く、分売による市場の動揺でPER36倍と実力値よりやや割安な価格に落ちただけなので今後については、そこまでは心配していません。
ウォーレン・バフェットは「いずれ株価は業績についていく」と言っていますがダブスタは次回決算の業績が引き続き良好であれば株価は再び上昇トレンドに乗っていくと思っています。次回決算で業績悪化が確認されたら、即損切りしますが。。
とは言え、ダブスタについては反省すべき点があります。一つ目の反省点は、11月にダブスタが上方修正していないのにストップ高となりPERが50倍位まで株価が上昇しましたが、ここで客観的に見て株価が割高になったと判断し半分でも良いので売却すべきだったと言う事です。ダブスタは今まで好決算発表後一時的に株価が急騰し、その後だらだら下がるを繰り返しているので、猶更です。当時の心理状況は「ついにダブスタもPER100倍のSHIFTのように、高成長銘柄として市場に認められたんだ」と良い方向に考えすぎていました。
立会外分売発表後の対応も、今となっては反省ポイントです。本来立会外分売は株の価値を押し下げるものでは無いので株価下落の原因とはならないのですが、ストップ高から間もない期間での立会外分売は、「創業者が会社の将来性を悲観して売った」と思われ下落の反動が凄まじいことを想定しておくべきでした。
とは言え、ダブスタはファンダメンタルズ的には非常に調子が良かったです。SBI(ダブスタの業務資本提携先)が新生銀行のTOBに成功したため、今後の業績拡大の可能性が高まってきたように思います。新生銀行含む地銀連合の収益底上げのために、ダブルスタンダードの技術は大いに役立つと考えています。
業績を懸念していたロードスターキャピタルは好IRを5連発し、来月一番の期待銘柄となりました。
- 12/8:プライム市場への変更メッセージ発信
- 12/15:2021年度決算情報修正&増配
- 12/15:アセットマネジメントで大型物件2件受託の発表
- 12/22:大型販売用不動産2件の購入発表
- 12/23:大型販売用不動産1件の購入発表
この中で特に良かったIR、12/22,23の大型物件購入です。以前も記載しましたがロードスターキャピタルの最大の懸念事項は「物件価格高騰のため物件が仕入れられなくなる」でした。3Q時点で仕入れ予算190億に対し仕入れ実績は僅か35%の69億円、この状態が続くと近い将来に販売物件が枯渇する危険性がありました。今回購入した3物件のうち2物件は来期に計上されるので今期の仕入れ未達は確実ですが、3物件で仕入れ額は150億円を上回りそうですので、この問題は回避することができたようです。ロードスターの社長はプライム申請した際「申請可否を判断する上で一番の問題は株価だ」と明言しています。その意識があれば、今後も株価上昇策を打ってくる事が予想されます。
ストライクは12月に好IRを発表しませんでしたが、前回素晴らしい中期経営計画を発表しており計画にむけて着々と進捗しているものと考えています。
ポートフォリオ
ダブルスタンダードのシェアが引き続き、かなり下落しました。好IR連発のロードスターキャピタルが頑張りましたが、全体として保有金額は大きく下落しました。
インデックス比較
12月は大きく減少し、年間で34.4%増となりました。客観的に見ると、今年は何も考えずS&P500に投資しても、個別株投資とたいして変わらない利益をえられたことになります。
とは言え年間で税引前含み益(配当金含む)を1,636万円出せており、副業としては悪くはない結果だと考えています。
また私は日本株の個別株投資をしているんで、比較対象は日経平均(105.6%増)、TOPIX(112.1%増)であり、それらと比べるとパフォーマンスはまぁ良かったと言えるかと思います。
持ち株自己診断
・ユナイテッドアーバン投資法人
時価評価額1487万、株価135,200円
億り人達成に必要と思われる株価:200,000円
⇒日本のホテル稼働率は上がりつつあるし、都内オフィスの空室率上昇も止まったのに、ここの株価は寧ろ下がっています。ここの株価がなぜこんな低位なのか、非常に謎です。オミクロン株が減少し、次の変異株が現れないのに株価が現状のままであればここの株は全株売却します。株価が上昇しても、高止まりした時点で半分程売却します。
・ダブルスタンダード
時価評価額1812万、株価3,020円
億り人達成に必要な株価:4,500円
⇒想像以上に、立会外分売の影響で低迷しています。。第三四半期決算が発表される来月まで、株価は3000円前後をうろうろすることを想定しています。
・ロードスターキャピタル
時価評価額1318万、株価1006円
億り人達成に必要な株価:1,800円
⇒来月は物件売却IRが出そうですが、対したIRでは無いので株価は1000円ちょっと超えた辺りでうろうろし、来月の本決算で株価が大きく上昇するような発表をするのでは無いかと思います。そうでないと、プライム上場が間に合わない。。
ストライク
時価評価額1382万、株価5,120円
億り人達成に必要な株価:8,000円
⇒12月は1割程株価が下がってしまいましたが、全く気にしていません。引き続きガチホールドです。恐らく来月の第一四半期決算で少し株価水準が上がると思っています。
オミクロン株について
前月に続き「恐れるに足らず」ですが、「岸田総理が経済音痴な事をしなければ」と言う条件を加えます。岸田総理は金融増税、自己株取得の規制と経済音痴ぶりを如何なく発揮しているので、緊急事態宣言発動など更なる愚策を考え着かないか戦々恐々としています。
ちなみに本日時点でオミクロン発生元の南アフリカのコロナ患者数は半減、南アフリカのオミクロン発生元の州は更にコロナ患者が減っています。ドイツや韓国などもコロナ新規感染者はかなり減っています。これらの国ではコロナ感染者の急増期間は約一か月で、その後急減しています。他の欧米諸国も1月中旬にはコロナ感染者がピークに達し、その後急減すると思います。
日本のコロナ感染者数はじわじわと500人超まで増えましたが、第5波の20000人超に比べると2.5%程と非常に少なく抑えられています。コロナ感染者は1月にピークを付ける可能性が非常に高いと思いますが、上手く行けばピークでも7日平均で2000人を超えないのでは無いかと考えています。
そしたら日本は決算発表の好内容とコロナ感染抑制が重なり、2月は株価を上げてくるかもしれません。
1月の予想
全体=変わらず
ダブルスタンダード=変わらず、3000円代でうろうろ
ユナイテッドアーバン=コロナ感染者が減少&GOTOトラベル発表で、株価が上昇していくと思うが。。
ストライク=現状維持(5500円あたりをうろうろ)
ロードスターキャピタル=現状維持(1000円で値固め)
1月は、嵐の前の静けさだと思っています。オミクロンの脅威は薄れ、米のテーパリングや利上げ問題は既に株価に織り込まれていそうですし、中国のエバーグランテが不渡りを出しても、恐らく株価には何の影響も無いと思われます。