ダブルスタンダード株を、2200株(65.6%)売却
9/10(金)にダブルスタンダード株を、2200株しました。
理由は、恐らくSBIの新生銀行TOBの思惑でダブスタ株が10%超の株価上昇をしたことに違和感を感じためです。違和感の背景は、以下となります。
- SBIの新生銀行TOBがダブスタに及ぼす影響はそれ程大きいか疑問に思っています。将来的にダブスタにとってプラスとなる可能性は大いにありますが、それは実際に効果が出たときに株価に反映されるのが正しいと思います。例として2019年12月26日にSBIがダブスタと資本業務提携を結んだ際、その翌日株価一時は前日比12.2%上昇(4930円⇒5530円)しましたが、3営業日後の終値は発表前の株価を割り込み4810円となりました。効果が何も出ていないのに、発表だけで株価は上がらない例だと思います。その後ダブスタ株は低迷を続け、前期決算発表日当日に3335円まで売り込まれました。今のダブスタ株が8750円と言う高値の理由の一つはSBIとの資本業務提携である可能性は非常に高いですが、提携効果が売上利益の大幅増と言う実績で現れたた反映されたと思っています。この例から考えると、今ダブスタ株が大幅値上がりするのは違和感があります。
- 最近のダブスタの連続サプライズニュースで株価が一時的に上がりやすくなっているように思えるためです。ダブスタの今年の市場評価は以下だと思っています。
- ~5月の決算発表まで:会社の「今期は先行投資の為利益減」全く信じてもらえず、成長が止まった企業と評価されていた。
- ~第一四半期決算発表まで:今期業績予測達成に懐疑的。昨年度みたいに第一四半期でボロ業績出すんだろと思われ、上値を抑えられる
- 第一四半期決算発表以降:今期業績予測達成どころか、上方修正なのにびっくりして株価急上昇。しかし上方修正分を冷静に見ている投資家もおり、株価は発表前の5割増し(7500円~8000円位)で落としどころを探っているように見える。
- 株式分割発表(8月31日):この情報は漏れていた可能性有。発表される数時間前(7500円)から株価が上がり始め、発表時翌日は8300円と上場来高値を更新した。しかしその後、株式分割しても業績に影響なしと冷静に判断する投資家の売りに押され、7440円と発表前の株価に戻った後に反転。
- SBIの新生銀TOB:SBIとの資本業務提携、及び株式分割と同じように発表前の価格(7890円)位に一時的に戻るのではと考えています。
勿論ダブスタ株は中長期的に上がって行くと思うので、来週中に買戻ししようと考えています。
因みに今回の売却で確定した利益は9,525,774円。20%1,905,154円が税金として取られます。今年の株取引による支払税金は、配当も含めると丁度400万円位です。新車一台買えちゃう値段ですね。(泣)