ダブルスタンダード2021年第2四半期決算
11/12にダブルスタンダードが2021年第2四半期決算を発表しました。
自分の予想の上を行く、好決算だったと思います。
前四半期の決算があまり良くなかったのもありますが、売上、利益ともに前年同期比2倍以上は流石です。
通期進捗率も6割近く来ており、もう一度上方修正が来る可能性は十分あります。
創業以来の売上の伸びは、素晴らしいです。
ここは配当性向が高いので現金が貯まりにくいですが、それでも自己資本比率は75.3%と健全です。
今回、ダブスタ投資家が一番頭を悩ましたのは上記記載だと思います。
今後売上成長が一時的に鈍化すること、及び顧客からのクレームが来る可能性が高い事が明言されています。
ダブスタは社員が少ないため、限られた人員を効率的に使うために利益率の高いサービス以外は切ると言う選択肢は妥当だと思います。売上成長が鈍化しても利益が2~3割増を続けられるなら、株価にそこまで悪影響も出ないと思います。
とは言え、売上が百億にも満たないベンチャー企業の成長が停滞しているということで、短期的には株価は下落する可能性もあります。
現在主力の金融、不動産業界以外にも積極的に取り組むと明言されたのは良かったです。これにより取引先が分散化されれば、経営リスクはだい減ると考えています。ここの最大の経営リスクはSBIと大和リビングのグループ企業に売上の8割近くを依存していることなので。
また今後もファブレス企業として、企画などに注力すると明言されたのも良かったです。
ダブスタは今後の売上の伸びが少し心配ですが、成長トレンドは今後もしばらくの間続くと考えています。