【資産・ポートフォリオ写メ公開!!】サラリーマンが個別株投資で一億円を達成する

平凡な40代サラリーマンが独学で長期投資始めて20年。資産1億円達成向けて着実に頑張る姿を綴ったブログです

【ストライク】2021年度第三四半期決算発表

ストライクが、7/29に第三四半期決算を発表しました。今回の決算は良いのか悪いのか判断がつきかねる内容でした。

第三四半期で売上高進捗率64%、営業利益進捗率62%は非常に悪い数値であり、株価が急落してもおかしくは無いです。

ただその後に、基本合意締結済み案件が85組もあると書いているので4Qの大幅な利益増が予想できる内容となっています。

基本合意すると企業の規模に応じ100万~300万の基本合意が必要となりますが、中小企業がこれだけの費用を払うからにはM&A合意に対しかなりの本気度になっていると考えられます。

ストライクの今期平均成約単価は53百万円ですので、仮に85組全てが成約したら4Qはそれだけで45億となり、通期売上を達成できてしまいます。しかし実際には4Q中に成約に至らない案件があったり、4Qに新規に基本合意を締結し成約まで至る案件があったりすると思うので、4Q売上が計画を達成するかは現時点では何とも言えません。只これまでの経緯を見ると恐らく会社計画は達成してくると考えています。

 

ストライクの売上は毎年軸ザクです。理由は、2Q,4Q末にインセンティブが支払われるので1Q,3Qはコンサルたちが無理して成約させようとしないからです。毎Q毎に成約を急ぐより、じっくりと成約をしてもらった方が良いのでこの軸ザクはあまり気にしません。

 

21年3Qに着手金を無料した影響で受託残件数が大きく増えていますが、新規受託件数は今期より減少傾向です。

でもこれはそれ程心配しなくても良いかと思います。理由は恐らく人手不足が原因で敢えて受託審査を厳格にし、新規受託件数を絞り込んでいるように思えるからです。社員数の増加に比べ受託残件数が大きく増えてしまっているので、このままではお客様の満足ど向上が図れないと考えたのかもしれません。

 

気になるのは、中計(下段)で24年9月の販管部門コンサルタント数が24名を想定しているのに既に今時点で27人を採用していることです。また、今期の原価部門コンサル人数161人の計画は、現時点でかなり厳しい様に考えています。4Qに原価コンサルを9人も採用できるかな?

 

懸念事項

ストライクの最大の懸念は、この前上場したM&A総研に追いつかれ追い越されるのではないかと言う事です。

M&A総研はインターネット等のデジタルMAで顧客を集客するとのことだったので、だったら案件規模は小さくなりストライクと住み分けできると考えていました。

しかし実際には、案件規模はストライクと同等程度となっており真っ向勝負な感じになってしまっています。

M&A総研は計画通りにいけば、3年後にはストライクを抜く計画を立てています。

ただ自分的には、M&A総研がここまで急にコンサルを増加させて育成は上手く行くのか、またAIを売りにしているけど実際はビッグデータ分析程度では無いかと言う疑問もあり、しばらくは様子見していようと考えています。