【プレミアグループ】2022年度第一四半期決算発表
プレミアグループが、7/29に2022年度第一四半期決算を発表しました。
結論から言うと、まぁまぁ良かった内容でした。
前第一四半期と比較すると、税引前利益が40%近く上昇したこともあり非常に良い決算に見えます。しかし通期計画の進捗率24.9%ですので、可もなく不可もなくと言う決算に思えました。
ビジネスの外部環境は悪いにも関わらず、大きく増益できたのは立派だと思います。プレミアグループは主に中古車のクレジットや保険料で稼ぐビジネスモデルのため、そもそも中古車が売れないと成り立ちません。いつか中古車販売が増加したら、ここの利益も更に伸びていくものと思います。
営業費用の内訳をここまで細かく記載している会社は、珍しいです。効率経営に余程の自信があるんだと思います。売上の伸びに対し従業員の増員を抑えた事、部品の自己調達で原価を抑えたことなどが、営業費用増加を低く抑えた原因のようです。
主力のファイナンス/故障保証事業は順調に売上を伸ばしていますが、新規事業のオートモビリティ/カープレミアが更に調子が良いためシェアは落ちています。この傾向はよいと思います。
結論
そこまで目を引くような決算内容ではありませんでしたが、新規事業が急成長するなど、今後に期待をもたせてくれるような内容でした。しばらくはここの株をホールドしたいと思います。