【資産・ポートフォリオ写メ公開!!】サラリーマンが個別株投資で一億円を達成する

平凡な40代サラリーマンが独学で長期投資始めて20年。資産1億円達成向けて着実に頑張る姿を綴ったブログです

株式投資は、ギャンブルなのか

株式投資をしている」と言うと、パチンコや競馬と同レベルのギャンブラーとみなされることがあります。

f:id:luketan:20220206200045p:plain

多分そのように考える人は「ギャンブル=不確実性のあることにお金をかける」事だと思っている気がします。確かに市場は不確実性に満ちており、将来の予測はできないためそういう意味で言うと株式投資はギャンブルです。

しかしこの理論で考えると、いろんなものがギャンブルに分類されます。人の一生で見てもどの高校、大学を受験するか、どの科目を専攻するか、誰と付き合って結婚するのか、どこに就職するのか、全てが不確実性に満ちていますのでギャンブルと言う事になります。

企業目線で考えても設備投資や新規事業開発は不確実性に満ちているのでギャンブルと言うことになりますし、新入社員を採用するのもある意味ギャンブルです。日本の場合まだ生涯雇用なので、たった数度の面接で雇った社員に対し、定年まで数億の給料を支払わなければなりません。しかも多くの人は株式会社に勤めていると思いますが、株式会社は上場の有無を問わず必ず会社の株を持っている人がいるので、それらの人もギャンブラーと言う事になります。

ちょっとこのギャンブルの定義は、大きすぎるのではと私は思います。

 

私の考えるギャンブル

私は「ゼロサム又はマイナスサム=ギャンブル、プラスサム=投資」と考えています。
ゼロサムとは、一方が利益を得たならばもう一方は同じだけの損をし全体としてはプラスマイナスゼロになることをいいます。例えばじゃんけんやコインの裏表当てはこれに当てはまると思います。FXも誰かが勝った分必ず誰かが負けるので、ゼロサムと言えます。
マイナスサムとは競馬やパチンコなどです。胴元が運営費として引いた額を払い戻すので、例えばその日パチンコ店で客が支払った総額と景品として払い戻された総額を比べると必ず支払った額の方が多くなります。宝くじも税金等沢山抜かれるので、マイナスサムですね。

 

株式投資は、プラスサム

以下は、ジェレミー・シゲルの書いた「株式投資・長期投資で成功するための完全ガイド」と言う書籍の抜粋です。この本は、投資家にとってバイブル的存在です。ジェレミー・シゲルは膨大なデータを基に理論を展開するので、読んでいて非常に納得感があります。

f:id:luketan:20220206200936p:plain

 

画面が不鮮明で申し訳ないです。。

上の画像は1801年に1ドルを株、国債、金に投資、及び預金した場合2010年(200年ちょっと)にはどうなっているかを表したものです。因みに株は、配当金を再投資する前提です。

預金はインフレによる価値下落で、6セントまで減っています。

金は、たったの1.95ドルにしか増えていません。

短期国債、長期国債はそれより幾分増しで301ドル、1083ドルになっています。

それらに比べ、株式投資の効果は絶大です。たった1ドルが75万5163ドルまで増えています。

 

f:id:luketan:20220206201016p:plain

これは株、長期国債、短期国債を長期(1年、2年、5年、10年、20年、30年)保有した場合の利回りを表した図です。これまでの70年間のある時点で投資した場合の平均値となります。

投資期間が1年の場合株は最大で66.6%上昇しますが、最悪で38.6%下落します。株に比べると、国債の方がリターンが少ない分リスクも少ないと言えます。

しかし投資期間を20年に延ばすと、話は変わってきます。国債は最大で12%の上昇、最悪でー3%の下落ですが、株は最大で12.6%の上昇、最悪でも1%の上昇となります。これはつまり、過去70年で一番最悪の年に株式に投資したとしても、20年持っていれば損失は解消されたと言う事です。

つまり株式投資は勝つ人も負ける人もいるが、長期で保有していれば全員が勝つプラスサムゲームと言えると思います。

 

ここまで力説しても「株式投資で損する人がいる以上、ギャンブルだ」と言い張る人はいると思いますが、そういう人とはいつまでも話は平行線だと思うので、しょうがないかなと思っています。。。