【資産・ポートフォリオ写メ公開!!】サラリーマンが個別株投資で一億円を達成する

平凡な40代サラリーマンが独学で長期投資始めて20年。資産1億円達成向けて着実に頑張る姿を綴ったブログです

株の評論家には気を付けよう

初心者の方には見分けがつきにくいのですが、世の中には「株の投資家」と「株の評論家」の2種類が存在します。

f:id:luketan:20220202212236p:plain

「株の評論家」はよく株関連の雑誌等を読んでいることが多く、株に対する知識が豊富です。株の細かなテクニック等も知っており、一見この人は株ですごく利益を出しているんじゃないかと錯覚します。

でも実際には「株の評論家」は株取引は殆どしません。株の雑誌を読み「この株が上がる」「この株が下がる」「日本経済は、将来〇〇になる」と予測するのが楽しいみたいです。

一見区別がつきにくい投資家と評論家ですが、よく話を聞いてみると「この人、投資家じゃなくて評論家だよね?」と感じる時があります。

投資家は基本、天邪鬼です。雑誌で専門家が将来の株価予想するの見ても「雑誌の売上伸ばすためにある事無い事書きやがって」と毒づいたりします。数々の投資成功体験、失敗体験を積み重ねると必然的にそうなってしまいます。。

それに比べ、評論家はある意味ピュアです。例えば今週日経平均が上がると、雑誌の専門家の記事をコピペし「〇〇のため、日経平均はこれから急上昇していくでしょう」と得意げに語ります。そして数週間後に株が下がると深刻そうな感じで専門家の記事をコピペし「これから日経平均は大暴落します」と説明します。評論家は自分の考えを述べているようで、実は記事をそのまま引用していることが多いです。

評論家の助言に従って売買すると高値で買って安値で売ってしまうことになり、大損します。でも彼らは、幾ら間違えても相変わらず得意げに株の評論をします。彼らは株をお小遣い程度にしか売買していないので、幾ら間違えても殆どダメージも受けないのです。

私はこのような評論家の方たちを、「ミスター・マーケット」と読んでいます。

diamond.jp

 

最近は株について語り合うLINEのオープン・チャットが、多くでています。オープン・チャットの中には良いものも沢山あり、それらに参加していると投資をする上で重要な情報が入手できることがあり、役立ちます。

しかし、中には害にしかならないオープン・チャットも存在します。代表的なのは、オープン・チャットの管理人が評論家、言い換えればミスターマーケットな場合です。

 

先月まで所属していたあるオープン・チャットで、こんな例がありました。

先月は世界中の株価が急落しました。その際チャットで評論家が「日経平均は3月に2万円を切ります!皆さん持ち株は全部売ったのち、空売りしてください!」と騒いでいました。私は、オープン・チャットの管理人が何かしら評論家に対応するだろうと楽観視していましたが、あろうことか管理人が「そうですよね!日経平均が2万円に下落した時を予想したグラフを作りました!」と評論家に同調していました。この発言で薄々感じていた「管理人は評論家ではないのか疑惑」が、疑惑から確信へと変わりました。

大きな声で発言する評論家と管理人のおかげで、そのオープンチャットは総悲観一色。最安値で損切りした人を「ナイストレード!」とべた褒めしたりし、チャットがとんでもない修羅場と化してしまいました。自分が幾ら「経済の先行きなんて誰にも分からない。このように株価が急落する時こそ、落ち着くべき」と力説してもどうにもならず、諦めてこのオープン・チャットを退会しました。あそこにいた、初心者の方たちが心配です。。