【資産・ポートフォリオ写メ公開!!】サラリーマンが個別株投資で一億円を達成する

平凡な40代サラリーマンが独学で長期投資始めて20年。資産1億円達成向けて着実に頑張る姿を綴ったブログです

【銘柄分析】ロードスターキャピタル

”suriaちゃんのバークシャー★ハサウェイ”の、suriaちゃん保有銘柄のロードスターキャピタル、僕も買っちゃいました。

 

Suriaちゃんは個別株五銘柄に集中投資している何億もの資金を運用しているやり手投資家さんです。

ブログには僕と同じく資産状況の写メ貼ってますし、記事内容も納得感高く僕の目標となるような投資家さんです。

 

とは言え、ロードスターキャピタル(以後、LCと略)はsuriaちゃんが購入したからと言う理由だけで購入したのではありません。自分なりに銘柄分析し、「これは行ける!」と確信して購入しました。

 

確信に至った理由を、以下に記載します。

 

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LCの、ストロングポイント

1.割安さ

  • 来期収益見込みで、PER7.3倍と割安。

 

2.成長性

  • ROEは毎年高くなり、直近で37%となる。
  • EPSは、創業から6年連続で増加している。

 

3.事業内容の理解しやすさ

 

4.財務

  • 負債は多いが99%以上が長期負債であり、不動産担保ローンは原則10年超の借入期間で借り入れているため、貸し剥がし、借換えリスクは少ない。
  • 自己株式を25億円分取得。M&A資本提携などの攻めの経営に使うとのこと。1株496円で取得し、3/24時点(1087円)の半分以下で購入。本年度得た利益で、発行済み株式の2割以上を買い入れた。機を見て動く経営手腕は卓越している。
  • 配当性向は15%と高くはないがPERが低いため、来期利回り2.67%と高利回り。

 

5.会社の特徴

  • 社員平均年収921.3万円と、かなりのエリート集団。
  • 2016年~2020年で売却時に平均30%以上の利益を出している。
  • コロナ禍の真っただ中で物件を8件割安購入。機を見て大胆に動ける経営手腕に感服。
  • 2021年業績予想はコミット数値とのこと。と言う事は上方修正前提。

 

業務概要

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株価推移

  • 上場初年度はPER14倍~30倍で推移していたが、直近では3~7倍と低迷している。利益が3倍以上になっているのに株価は変わらず。このまま利益増加が続けば、どこかで水準訂正が起こる可能性が高い

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大株主

  • RenRenから買い取った自己株式で、どのように業績拡大させるかが見もの。
  • 現経営陣、旧経営陣が多くの株を持っており、株主に配慮した経営が行われる期待を持てる

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年収

年収が高く、難易度の高い資格保持者も多い。

公認会計士4(日本3名、米国1名)弁護士:2 • CFA協会認定証券アナリスト1 • CCIM(全米認定不動産投資顧問):1

 

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売上高

創業以来急成長している。

アセットマネジメントやクラウドファンディングの成長、資本提携等が成功すれば急成長を維持できるかもしれない。

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EPS/ROEの推移

  • この伸び率は、見事と言うしかない。。
  2015 2016 2017 2018 2019 2020
EPS 22.17 27.62 42.73 63.49 96.77 147.71
ROE 27.45 24.7 23.58 26.05 30.32 37.74

 

財務系数値

  • 営業利益率が高い
特色 都内のオフィスを取得、付加価値高めて売却するのが主力事業。クラウドファンディングも展開
社員数 59
年収 9,213,000
年齢 40.6
給料 543,567,000
  年度会計
売上高 16,979,000,000
原価 11,346,000,000
粗利 5,632,000,000
販管費 1,148,000,000
営業利益 4,484,000,000
経常利益 4,168,000,000
純利益 2,700,000,000
粗利率 33.2%
販管費 6.8%
営業利益率 26.4%
来期売上 18,554,000,000
来期営利 5,462,000,000
来期純利 3,178,000,000
来期PER 7.3
純資産 7,721,000,000
総資産 51,156,000,000
自己資本比率 15.1%
時価総額 23,310,000,000
PBR 3.0
営業CF -2,770,000,000
投資CF 0
財務CF 3,688,000,000
FCF -2,770,000,000
有利子負債 31,918,000,000

 

と、ここまでLCを誉めまくりました。

只、勿論LCが安値放置されているだけのウィークポイントもあります。

 

ウィークポイント

1.財務

  ⇒LCに問い合わせたところ、物件の含み益は2割ほどあるとのこと

  • 営業CF,FCFがマイナス
  ⇒販売用不動産を、一定量積み増す方針であり、ある程度積み
   増したら営業CF,FCFはプラス転換するとのこと。
  • 販売用不動産が373億も保有している。
   ⇒在庫ストックしすぎ。東京都心の地価が下がったら、
    ここはやばい。

 

2.事業内容

  ⇒MANEOは業者から提示されたあり得ない担保評価を鵜呑み

   にしたのが遅延多発の原因。

   LCは自らが深い知見を持って担保評価しているため、MANEO

   のようになる確率は低いと思う。

  ⇒SBIはLCのビジネスとは異なる担保価値の低い太陽光ファンド

   で遅延が発生した。 

  ⇒LCがクラウドファンディングをうまく運営できれば、強大な

   競合MANEO、SBIが瀕死状態の今が絶好のチャンスかもしれ

   ない。

  

3.人材流出リスク

  • LCは優秀な経営陣と社員のスキルで高収益を上げている会社と想定している。そのため有能な社員が他社に引き抜かれたら一気に窮地に陥ると考えている。
  • LCの平均勤続年数は1.8年(直近は2.4年とのこと)と、極端に短い。転職が多い不動産業界全体でも平均勤続年数は6.6年。居心地が悪いのかな?優秀な人材流出リスクが気になる。

 

結論

ストロングポイントとウィークポイントを比較し、ストロングポイントの方が圧倒的に勝ると判断し、LCに投資しました。

 

最後に。。

なぜsuriaちゃんが超お勧めの株、グリムスを買わなかったのか。それは僕にグリムスのビジネスモデルが理解できなかったからです。単純に僕の頭が悪いって事ですね。

 

理解できるビジネスモデルの株を買う事、これは非常に重要だと思います。

 

因みに僕が保有しているダブルスタンダード、これはビッグデータ等のデータクレンジングを行っている企業ですが、僕はIT業界で働いていることもありデータクレンジングの必要性は痛いほど分かるし、この会社のビジネスモデルも理解できたので購入しました。