【資産・ポートフォリオ写メ公開!!】サラリーマンが個別株投資で一億円を達成する

平凡な40代サラリーマンが独学で長期投資始めて20年。資産1億円達成向けて着実に頑張る姿を綴ったブログです

デイトナ:FY2022第3四半期決算報告

デイトナが、11/8に第3四半期の決算報告をしました。

自分の予想を上回る好決算でしたが、その後の株価の伸びはいまいち。。な感じでした。

売上、利益共に20%増と絶好調です。また、前四半期単体の営業利益率は15.2%と前年同期比を下回っていたため、今四半期の営業利益率も円安などの影響で悪くなるのではと予想していましたが、実際は違いました。18.4%増と過去最高益です!!

 

通期計画は上方修正されませんでしたが、進捗率は売上80%、営利84.4%、純利87.6%と高く、今後上方修正される可能性は十分にあると思っています。

 

セグメント別の売上分析

どの事業も順調ですが、その中で特に順調なのがインドネシア事業です。売上高は3億99百万円(前年同四半期比178.3%増)、セグメント利益は75百万円(前年同四半期比453.5%増)と非常に高い数値をたたき出しています。しかも「今後は販売価格の見直しも検討いたします」との事なので、更なる利益率増が期待できます。

 

BS(流動資産について)

流動資産棚卸資産の項目が6割増となっている事に注目しています。これは、悪く見れば製品が売れずに在庫が溜まってしまっているように見えますし、良く見れば経営陣が今後需要が非常に強くなる事を見越し、品切れを防ぐために在庫を厚くしたとも見れます。私としては、最近の好調な売上を鑑みて、後者だと考えています。

 

決算短信の残念な記載

デイトナ決算短信で毎回、将来にかなりネガティブな記載をします。今回は

「為替の円安方向への変動が続いており海外仕入コストの上昇による粗利率の減少、光熱費等の上昇による販管費の増加が大きくなってきております。また今後第4四半期においては、二輪車シーズンも終盤を迎え、期末には難動品等の廃棄処理も行うため粗利率が低下する見通しです。期末に向けて、為替の変動、各種生活用品の値上げによる消費者心理の冷え込み、降雪などの天候の状況、感染症の流行等の不確定要素により売上高・利益面に影響を及ぼす可能性がございます」

と記載しています。

これだけ読むと4Q決算はかなり悪くなりそうです。でも、実際は4Qも好決算を出すのでは、と思っています。

理由は以下です。

①2Qも円安による粗利率の減少を謳っていたが、3Qは過去最高利益率を更新した

②3Q営業利益率18.4%が仮に4Qで12.2%(=昨年4Qと同じ)に急減したとしても、売上がこれまで通り20%増なら通期の営業利益率は22.2億となり、営業利益が10%程の上方修正となる

 

総括

デイトナはがっつりホールドです。インドネシア含む事業が順調に進展すれば、5年程で国内事業に売上で並んでくるのではと期待に胸を膨らませています。