【資産・ポートフォリオ写メ公開!!】サラリーマンが個別株投資で一億円を達成する

平凡な40代サラリーマンが独学で長期投資始めて20年。資産1億円達成向けて着実に頑張る姿を綴ったブログです

恵和:第三四半期決算発表

恵和が、第三四半期決算発表を行いました。

非常に良い決算内容だったと思います。

ただ無名株なので、決算内容が即株価に反映されず低迷するのでは、と観念していますが。。

 

3Q実績

利益の伸びが秀逸です。恵和は円安メリットのある企業ですが円安効果は為替差益として経常利益に反映されますので、営業利益の驚異的な増加は純粋にビジネスの拡張によるものと言えます。恵和は高付加価値製品のシェアを伸ばすことで、利益を増加させたとの事です。通常20%増位で「グロース株だ!」と言われますが恵和の経常は140%増とスケールが違います。なのにPERは低位。。

 

セグメント別売上

売上構成を見ると、光学シート、その中でもノートPC,タブレットの売上が増えています。複合拡散板(オパスキ)の売上が好調のようです。

機能製品は売上が減り、セグメント利益は赤字になってしまっています。こちらは規模を縮小しながら差別化可能な商品を販売し、事業を立て直す意向のようです。機能製品は昔から利益を取れていないので、もしかしたら事業を切り捨てる事も考えているかもしれません。

期待の新セグメントKYOZINシリーズはまだだ立ち上がったばかりと言う事もあり、今期の売上・利益には貢献していません。会社としてKYOZINシリーズの売上を長期的にどの程度伸ばそうとしているのかが知りたいです。

 

期末予想

今回、利益ので上方修正を出してほしかったです。営業利益・経常利益・純利益の進捗率は9割近くいっているので、これで上方修正を出さないと市場から「4Qが非常に悪くなる」と受け止められ、株価が低迷しかねないと思います。

恵和の凄い所は、利益率の改善です。2018年に営利が4.8%だったのが、2022年には21.9%と大きく改善されました。売上は2021から伸びてきましたが、今後もこの営業利益率を維持した上で売上が伸びていくと、株価にかなりの期待が持てます。

 

ROE

恵和は営業利益率の大幅改善もあり、ROEが高くなってきています。今期は分子の純利益が45億程(前期は15億)となると思われるため、更にROEは高くなります。外国人投資家に好かれる企業へと、着々と変化しています。

 

総括

業績が非常に良い事も有り、ガチホします。

恵和は恐らく4Qで計画数値を上回る結果を出すと思いますし、来期業績予想にはKYOZINの売上利益が本格的に乗ってくると思います。恵和は12月決算ですので、次回決済時からはFY23計画値を元にPERが計算しなおされるので、PERはだいぶ下がり、ただでさえ割安な会社の割安度が更に高まって来ると考えます。