個人投資家の9割は個別株投資で損する??
よくネットでは、個人投資家の8~9割は個別株投資で損すると言われています。
それは、なぜでしょうか。
以下にその理由と思われるものを記載してみます。
機関投資家との闘い
あなたが株を売った時にそれを買う人、あなたが株を買ったときにそれを打った人、それは誰だか分かりますか。
それは「機関投資家」と呼ばれる投資のプロです。
機関投資家とは投資信託、信託銀行等で巨額の資金を有価証券等で運用する人たちです。
機関投資家は、とても頭の切れる人が揃っています。
一流大学を出て、証券に関する学問を積み、多くの実戦経験を経ています。
また彼らが所属する企業は大量の資金を持っているため、多額の資金を使って有用な情報を定期的に提供してもらっています。
そんな機関投資家が、市場取引の90%以上を占めているとも言われています。凡人且つ未経験、その上資金も無い私達が彼らに勝つことができるでしょうか。
効率的市場仮説
市場には多くの参加者がいますが、株式に対する好材料、悪材料場瞬時に彼らに伝わり株価に完全かつ即座に反映される、と言うものです。
株特集等で「この株はお勧め!」と書かれている者でも、その情報があなたの元に届くころにはその株はお勧めではなくなっています。
ある有名な経済学者は「プロが厳選した株のポートフォリオも、サルが適当に選んだポートフォリオも勝率は変わらない」と言っています。
プロ(機関投資家)でも、市場をアウトパフォームできない
機関投資家の人たちの殆どが市場平均(日経平均、TOPIX,ダウ、S&P500など)に勝つことができていません。
プロですら市場平均に勝てないのであれば、アマチュアの個人は市場平均に追随するインデックス株を買った方が良くないですか。
※Youtubeで有名な元芸能人が宣伝している手法です。
これらを聞いてしまうと、「だったら個別株投資やらない方がいいんじゃないか」と思ってしまうかと思います。
それでもなぜ私は個別株投資を行っているのか、次回記事に記載します。