ダブルスタンダード,2021年3月本決算発表
私の主力投資先の一つであるダブルスタンダードが、5月13日に本決算を発表しました。
※ダブルスタンダード株の購入理由について、以前以下の記事を記載しました。
謎の株価下落
ダブルスタンダードは3/19の直近高値から決算日当日まで、悪材料等出ていないにも関わらず20%も下落しました。
私はこの株に1,300万円程投資していますので、この間260万程の利益流出。
特にここ1週間は値下がりが激しく、ビール1日一本⇒ビール1日二本と酒量も増えてしまいました。
※株価下落を口実に沢山お酒を飲んだだけ、という感じもしますが。。
とは言えダブルスタンダード株を購入した時からビジネス環境は全く何も変わっておらず、よって2021年本決算で好決算が発表されるだろうと言う予測も全く変わっていないので、ガチホールド。「投資には忍耐が必要」と自分に言い聞かせ、ひたすら決算発表を待ちました。
2021年3月期決算発表
2021年3月実績
増収増益です。ダブスタが創業してから9年経ちますが、9年連続の増収増益を達成しました!
この会社の決算書類を始めてみた人からしたら「期初予想比11%も減益?微妙だな。。」と思われるかもしれません。
ですがここの株主にとっては、なかなかの好決算に映っていると思います。
ダブスタは先行投資のための原価増で、第三四半期までは前期比15%も営業減益でした。
多くの株主、少なくとも私は第四四半期で営業増益に転じるのは厳しい、ついに今期で連続増益記録は途絶えるか?と思っていました。それが僅かとは言え増益記録を更新したことは、朗報です。
今期末のB/S変化
B/Sでの主な変化は、「現金及び預金」の増加です。
今期配当金を前期比137.5%も引き上げたにも関わらず、これだけ預金を蓄えられたのはすごいです。
それにより自己資本比率も80%超えと、超優良財務状況となっています。
P/L
今期は売上原価が上がったため、営業利益率が前期30%⇒今期25.2%と大幅に悪化しています。只、これについては「原価悪化理由は先行投資」とアナウンスされていたため、問題はありません。
2022年3月期予想
2022年3月はかなりの好決算見込が発表されると思っていましたが、期待通りの発表でした。
営業利益率も30%に回復し、会社がアナウンスした「2020年3月期の原価悪化要因は先行開発の一時的なもの」が正しかった事が証明されました。
しかも今期見込みは「前期以上にコロナによるリスク影響を勘案し」と記載されていますので、コロナが無事収束したら上方修正を実施すると言う含みを持たせている印象を受けました。
株価の反応
決算発表の翌日は買い注文が殺到し、終日ストップ高でした。
とは言え、これまで謎の売られすぎのおかげでPERは26倍弱。
9年連続平均20%の増収増益企業&今後もビッグデータ関連銘柄として成長が見込める企業にしては、このPERはかなりの割安だと思っています。
今後は、株価が堅実に上昇していくことを期待しています。
またこの記事を書いていて思ったのは「株式投資には自分の銘柄選択力を信じ、忍耐して辛抱強く待つことが重要」と言う事です。
自分の投資スキル・経験がまた少し上がったように思いました。